絵本を読む時間は、赤ちゃんとママ、パパとのコミュニケーションの時間。
幼い赤ちゃんは、親やまわりの大人からのたっぷりの愛情や言葉かけ、スキンシップによって、感性や好奇心がゆたかな子に育っていきます。
でも赤ちゃんの絵本って、たくさんあって迷っちゃいますよね。
うちは夫の実家が町の書店で絵本も豊富においてあるため、子どもが生まれて間もないころから、おすすめの絵本をたくさんもらいました。
- 色や形が目をひく絵本
- ことばのリズムが楽しい絵本
- 食べ物や身の回りのグッズなど、身近なものが載っている絵本
など、たくさんのすてきな絵本があります!
その中でも、福音館書店が発刊している赤ちゃんの絵本「こどものとも0.1.2.」シリーズは、毎月定期購読しています。
今日は、この「こどものとも0.1.2.」の魅力や子どもの反応、購読方法や解約の方法をくわしくご紹介します!
わが子にはいろんな絵本に触れさせてあげたいな、という方はぜひお読みください。
- 赤ちゃんにいろんな絵本を読んであげたい人
- 子どもが小さいころから感受性を身に着けさせたい人
- きちんと作られている、安心できる絵本を見せたい人
- 忙しくて本屋に行く暇もない人
こどものとも0.1.2.とは?
「こどものとも」は、児童書や絵本を中心に発行している出版社・福音館書店が発行している月刊絵本です。
福音館書店のこと
福音館書店は、1916年にカナダ人の宣教師がはじめたのをきっかけに100年の歴史を持つ書店です。
1952年に有限会社福音館書店として、さまざまな児童書や絵本を刊行するようになりました(現在は株式会社です)。
福音館書店のホームページでは、絵本づくりにかける思いがこのように語られています。
私たちは、何よりも絵本は「子どもに読ませる本ではなく、大人が読んであげる本」だと考えました。「大人がくりかえし読んであげることで、はじめて子どもたちは絵本の世界をたっぷりと楽しむことができ、心を豊かに育てることができる」と考えたからです。
そのために一番ふさわしい絵本は、当代一流の著者・画家が子どもたちのために全力を注いでつくる「大人も子どももいっしょに感動できるすぐれた絵本」です。この考え方は、ずっと一貫した私たちの基本姿勢となっています。(福音館書店ホームページより)
「こどものとも」シリーズについて
「こどものとも」はペーパーバック版の月刊絵本として1956年にはじめて登場しました。
その後、年齢ごとにいくつかのシリーズが発刊され、現在にいたります。
- こどものとも(5〜6歳向け)
- こどものとも年中向き(4〜5歳向け)
- こどものとも年少版(2〜4歳向け)
- こどものとも0.1.2.(10ヶ月〜2歳向け)
です。
この記事で紹介しているこどものとも0.1.2.は、赤ちゃんと、お父さんお母さんのための絵本。
1995年4月に発刊され、現在24年めとなります。
「こどものとも0.1.2.」は、赤ちゃんとお母さんお父さんとの豊かなふれあいの時間を作る絵本です。親子の心のつながりと喜びが生まれる12冊をお届けします。(福音館書店ホームページより)
こどものとも0.1.2.の魅力はどんなところ?
- 赤ちゃんにわかりやすい
- 月ごとにバラエティ豊かな絵本が届く
- 副冊子もついてくる!作者のコメントが読める
- 赤ちゃんがかじっても引っ張っても安心の素材
- 1冊420円!お手ごろ価格
赤ちゃんにわかりやすい
こどものとも0.1.2は、つぎの3つのことを大切にして描かれているそうです。
- ことば
- 絵
- テーマ
どれも2歳までの赤ちゃんの好奇心や感性が刺激されるように作られています。
22ページの小さな世界の中で、月ごとにいろいろなものがテーマになって赤ちゃんのイメージの世界を広げてくれます。
- あるときは、赤ちゃんのオノマトペ(擬音語・擬態語)。
- あるときは、美味しそうな食べ物。かっこいい乗り物。かわいいグッズ。
- あるときは、起承転結のあるストーリー。
喃語(アーアー、クークーなど)や短いことばのリズムあそびなど、赤ちゃんにぴったり!という号もあれば、
2歳までが対象なので、ちゃんとしたお話になっている号もあります。
どちらも月を重ねて何度も読むごとに反応が変わっているのを感じます。
月ごとにバラエティ豊かな絵本が届く
そして、作家さんが毎回ちがうので絵のタッチもさまざま。
- 可愛いイラスト
- 色鉛筆やクレヨンで描かれた、やさしい絵柄
- リアルで写実的な絵
- ちょっとゴツい絵も
本屋で探していると、どうしてもパパやママの好みの絵本を買ってしまいませんか?
でも、赤ちゃんの未来は未知数。
できるだけたくさんの可能性を見せてあげたいですよね。
本屋で見ただけなら買わなかったかもしれない、そんな絵本も、あなたのお子さんにとっては新しい刺激と発見があるかもしれませんよ。
副冊子もついてくる!作者のコメントも読めるよ
こどものとも0.1.2.を購読すると、毎月の絵本といっしょに「絵本のたのしみ」という薄い8ページの副冊子も同封されてきます。
この冊子では、絵本の作者のコメントが紹介されています。
- どんな思いで、この絵本を作ったのか
- 制作時のエピソードあれこれ
- 絵本の楽しみ方の一例、お気に入りのポイントなど
作者の方の思いや制作エピソードを知ると、また別の発見ができたり、深さに気づいたりできそうですよね。
このほか副冊子には、絵本に関する特集記事や読者のお便りコーナーもあって、楽しいですよ。
赤ちゃんがかじっても引っ張っても安心の素材
赤ちゃんはなんでも口に入れて確かめようとしますよね。
そして成長してくると、ものをつかんだり引っ張ったり、紙ならビリビリと破いて遊ぶようになります。
そんなとき絵本の角がとがっていたら危ないし、薄い素材だと破れてしまいます。
こどものとも0.1.2.は、
- 表紙は厚紙
- 角が丸くて安心!
- 中身も、分厚い紙なので破れない!
と、安心して赤ちゃんといっしょに遊ぶことができます。
1冊420円!お手ごろ価格
絵本ってけっこう高いんですよね。
安くても1,000円弱、高価な絵本は2,000円以上するものもあります。
たくさん買ってあげたいけど、なかなかの出費ですよね。
ですが、こどものとも0.1.2.は1冊420円です。
こんな人にはおすすめしません
と、魅力いっぱいのこどものとも0.1.2.ですが、こんな方には合わないかもしれません。
- 好き嫌いがはげしい人
- 大人がこだわって厳選したものだけを赤ちゃんに見せたい人
先にも書いたように、毎月ちがう作者の絵本がとどくので、なんとなく合わない本や、好きじゃないな、という本もあるかもしれません。
「そういうものに420円払うのはもったいない!」と思う方にはおすすめしません。
わたしは、いろんなものを赤ちゃんに見せてあげたいので、ぱっと見て好みじゃない絵本も読んでいます。
もちろん悪影響のあるものは見せたくありませんが、福音館書店の絵本は、作家さんと出版社が協力しあってとても丁寧に作られているので、そういう心配はしていません。
うちの子の反応
定期購読して届いた絵本の中から、子どもの反応を少し紹介したいと思います。
まずはこちら。
しろいかみ
2018年2月号の「しろいかみ」。
白い紙をくるくる、と丸めたり、ぐじゅ!とつぶしたり、興味をひかれる絵本です。
紙が立体的に見えるので、つかもうとしたり食べようとしたり。
一生けんめい、絵本の中の紙をぐじゅぐじゅ、と握ろうとしていました。
つん こん ぱっ
2018年7月号の「つん こん ぱっ」。
即興的なことばに、抽象の絵。
赤ちゃんの中ではどんな世界が広がるのかな?
うちの子はわりと抽象画や記号のような絵が好きなようで、この絵本ははじめて表紙を見せたときから喜んでいました。
寝起きなどでグズグズ言っているときも、
つん こん ぱっ!
と表紙を見せると、にっこり笑顔になります。
定期購読は書店かインターネットで
こどものとも0.1.2.は、全国の書店で購読を申し込むことができます。
忙しいひとは、インターネットで購入することもできます。
福音館書店の公式サイトでは販売を行っておらず、雑誌のオンラインストア・/~\Fujisan.co.jpで取扱いがあります。
/~\Fujisan.co.jp では、3種類の購入方法を選ぶことができます。
月額購読 | 6ヶ月(6冊) | 12ヶ月(12冊) | |
料金 | 毎号価格+送料 (最新刊は 420円+100円) |
3,120円 送料込 |
6,240円 送料込 |
支払い | 毎翌月に請求 | 一括前払い | 一括前払い |
解約 | いつでも | 不可 | 不可 |
おすすめシーン | 気軽におためし | 前払いで安心 | 出産祝いにも! |
計算してみると、どの注文方法でも合計価格は同じですので、はじめは途中解約しやすい月額購読がおすすめです。
もし解約されたい場合も、マイページ「ご注文の中途解約」より手続きできますのでご安心くださいね。
◯ヶ月以上、などという縛りもありません。
- 解約を申し込んだ時点で、配送手配の進んでいる冊数分は請求されます。
- 6ヶ月、12ヶ月の一括購入は、途中解約はできません。
出産のお祝いに1年購読をプレゼントする、というのもいいですね!
わたしならゼッタイうれしいです。
2歳以降のシリーズもあるよ!
こどものとも0.1.2.は10ヶ月から2歳までの赤ちゃんが対象ですが、2歳以降はちがうシリーズの「こどものとも年少版」があります。
「こどものとも」の他のシリーズや「かがくのとも」など、別のシリーズもありますよ。
過去の名作もインターネットで買えるよ
こどものとも0.1.2.のバックナンバーは、残念ながらインターネットでは買えません。
(書店に問い合わせれば取り扱いのあるお店もあります。)
ただ、過去に発刊されたものでとくに人気があったものが、新たに「0.1.2.絵本」として再登場しています。
(上の写真は「はじまるよ」の1冊だけバックナンバー。ほかは「0.1.2.絵本」です)
うちの子のいちばんお気に入りの1冊です。
まるてんいろてん (0.1.2.えほん) [ 中辻悦子 ]
価格:864円(税込、送料無料) (2018/7/3時点)
上にも書きましたが、こういう記号のような絵が大好きみたいです。
カラフルな丸を見て、うれしそうに大爆笑する息子…
まとめ・毎月の絵本で、赤ちゃんとハッピーなひとときを
この記事では、福音館書店「こどものとも0.1.2.」の魅力や購読方法についてご紹介しました。
まだ幼い赤ちゃんには、親やまわりの大人からのたっぷりの愛情や言葉かけ、スキンシップが必要。
絵本を読み聞かせながら、穏やかなひとときやニコニコする時間を過ごしませんか?